天地人研究所 株式会社

天と地とその中にすむ人 ―― 天地人 ―― あめつちひと

循環型社会の実現を支援・促進する事業

「地球が全体として生きている」

人は、人だけで単独に生きることはできません。たとえば、食卓にのぼる肉や魚の元をたどれば牛・豚・アジ・サバなどいろいろな動物に、米・野菜・果物の元をたどれば稲・大根・キャベツ・リンゴなどいろいろな植物に行きつきます。人は、人以外の多種多様なの生物とのかかわり合いの中で、生きているのです。
この「人」を他の生物に置き換えても、事柄は同じです。地球上では、いろいろな種類の生物が、互いに他の種類の生物とかかわり合いながら生きています。「地球上の生物が全体として生きている」といえます。
さらに、地球上の生物は、空気や水をとり入れることができ、太陽の光をエネルギー源とすることができて、はじめて生きられるのですから、太陽の光を受けて「地球が全体として生きている」といえます。

「地球が生きながら進化している」

地球に生物が現れて以来、何十億年もの長い時間にわたって、地球は全体として生きつづけてきました。生物が地球環境を変え、生物によって変えられた地球環境が生物を変え、……地球環境とその中の生物が互いにはたらきかけ合いながら、ともに変化してきました。生きている地球の歴史=進化がきざみ出されて現在にいたったのです。

「地球は循環型システムであったし、あらねばならない」

このようなことが実現したのは、地球がひとつの巨大な循環型システムでありつづけたからです。その一部である人間社会も、循環型でした。牛馬で耕した田に実った米を人間が食べ、人間や牛馬の排泄物は有機肥料として田に返されました。山に育った木をきり出して住居や道具を作り、使い終わった住居や道具は腐って土にかえりました。このような循環経路がいたるところにはりめぐらされていました。
しかし、半世紀ほど前から、循環経路がいろいろなところで切断され、切り口から「ごみ」という名の廃棄物が大量に吐き出されるようになりました。今や、地球上で人間社会だけが非循環型になり、ガン細胞のように、地球上のいたるところで増殖しつつあります。

「循環型の人間社会」をめざす私たちの事業

地球の資源は有限ですから、非循環型となった人間社会の余命は長くありません。だからといって、半世紀前の生活にもどるわけにもいきません。
天地人研究所(株)は、新しい循環型社会の実現を支援・促進します。そのための方法を研究・開発し、その方法によって生物を循環的に育て、提供します。


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