ひとまとまりの成長が終わって一段落つくごとに(時間的にはおよそ1か月ごとに)このシートに記入すれば、目に見えない成長が自分の目にありありとわかり、成長のよろこびが感じられるとともに、次の成長への勇気と意欲がわいてきます。
A型・B型の2つがあり、どちらも見出しが立ててあるだけの自由記入式ですが、大人にはこれで充分かも知れません。
この成長確認シートは、自分が成長したこと、すなわち自分のいいところ(長所)を書くだけで、わるいところ(欠点)を書く欄がありません。これでは「自分にあまい」のではないかという議論がありますが、天地人研究所は「自分のいいところだけを見ればいいのだ、わるいところは見なくていい」と考えます。――その方がむだな迷いがなくなり、やる気が高まって、結局のところ大きな成長が実現します。大事なのは結果です。
くわしくは、人を成長させる力(成長エンジン)をご覧ください。
この成長確認シートは特許申請ずみです。くわしくはここをご覧ください。
この成長確認シートは、個人の私的な使用に限り、自由に印刷してお使いいただいて結構です。――使用感や使用後の実物をここにお寄せいただければ幸いです。
成長確認シートは、まったくの自由記入式であるため、経験と文章表現力がゆたかで意志のかたい大人向きであり、子どもには向いていません。
子どもには、一つひとつの課題に合わせて細かくかみくだき、とまどわずに答えられる問いかけにまで解きほぐしてしてあげる必要があります。それらの問いかけに回答していけば、自分の成長が自然に自覚できるように、演出するのです。
このように「成長確認シートの自由記入欄を、細かく解きほぐした問いかけと回答欄に置きかえたもの」が成長確認テストで、ひとまとまりの成長(教科書などの1単元)ごとに1枚を用意します。大きさはA3判ないしB4判、1枚(表裏)のしくみは次の通りです。
現在、小学6年・理科「光合成」の単元で見本を作成中です。完成し次第、ここに掲載します。
この見本からもわかるように、表面の中段、そして特に表面の下段は、(記号回答や用語・数値の回答だけではたりず)どうしても文を書く記述式の回答が多くなり、子どもの苦手な表現力が要求されます。しかし、これは「自分自身をことばに表してはっきりさせる」作業であり、「汝(なんじ)自身を知れ」という格言を実行することでもあります。その意味で、子どもが一人前の大人に成長するために欠かすことのできない訓練だといえるでしょう。
この成長確認テストは特許申請ずみです。くわしくはここをご覧ください。
テストのあるべき姿については、ここをご覧ください。